炒った大豆の意味・・・。

おはようございます。WEB担当です。

立春も過ぎまして、春が来ますよ!!春よ来い!!早く来い!!!
でも花粉は嫌です・・・。そんなに酷い症状は出ませんが、鼻がむずっとしてクシャミが出て涙が止まらなくなって顔がグチャグチャになるくらいの症状はでます。(まぁまぁ酷い)


さてさて、もう終わってしまいましたが、今月2日は節分。

皆さんは節分に炒った豆を使う理由ってご存じでしたか??
ワタクシはもちろん知りませんでした!!ので、ちょっと調べてみました。


まず豆まきのルーツから。
「節分」って季節の分かれ目という意味の言葉でして、季節の変わり目には邪気が生じるといわれていて、その邪気を払うために平安時代に始まった宮中行事がルーツ。


で、なぜ大豆かというと、
日本には古来、米や麦、粟(あわ)、黍(きび)または稗(ひえ)、豆といった『五穀』を精霊の宿るものとして大切にする考え方があって、古くはこの『五穀』も豆まきにつかっていたらしいんですが、大豆が主流になったのは厄落としとか病除けなんかのおまじないに大豆を多く使用してたからだとか。

それと、昔、京都の山に鬼が出たとき、毘沙門天さまから「鬼の目に大豆をなげつけろ」というありがたくも、なかなかバイオレンスなお告げがあって見事鬼退治成功!!という話が言い伝えられていると。


では、本題。炒った大豆の理由はというと、

豆を生のまままいて、そのままにしたり拾い忘れてると、芽が出て「邪気が芽を出す」なんて言われて縁起が悪いので芽が出ないように必ず炒ってるんだそうです。炒った方が固くなるから鬼退治にも都合がよいって理由もあるようです。(無慈悲)

さらには、「豆=魔(ま)を滅(め)する」という意味や「豆をいる=魔の目を射(い)る」という語呂合わせから、鬼を追い払うという意味が込められているんだそう。


というわけで、豆まきに炒った大豆を使うのには、こ~んなに立派な(?)理由があったんですねぇ~。いや~、面白い!!


余談ですが、我が事務所のS氏は北海道出身で、彼曰く北海道では大豆ではなく落花生を殻付きでまくんだそうです。
散らからなくていいっ!!!大豆はまくと薄皮?的なのが剥がれて拾うとポロポロ、ポロポロ崩れて粉々。。。ってなりますでしょ~?もうホントに掃除が面倒!!!


おっと、厄除けの行事に難癖付けてるわけじゃないんですよ。おほほ

そんなわけで、本日はちょっとした雑学をお届けしましたぁ~
ではまた

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